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規制

外貨取引とは、日本の円を利用した投資取引ではなく、海外の金融商品を外貨建てで取引を行ったり、また海外の通貨そのものを利用して投資を行うものとなります。

近年では外国の通貨を利用した投資取引であるFX、外国為替証拠金取引がテレビのCMなどでも話題になり、またインターネット証券会社でも多くの取り扱いがあるために、身近なものとなっています。

FXでの取引の最大の魅力は、レバレッジと呼ばれる投資取引の仕組みになり、これを利用することでFXでは少ない資金でも利益を出すことができたり、また、一度の取引で大きな利益を見込むことも可能となっています。

レバレッジとは、FXを取り扱っている取引業者に対して証拠金を預けることにより、投資した資金で取り扱える数量の通貨を、何倍にも多くする仕組みになります。
これにより、ドアのレバーのように小さな力でも大きな効果を生み出すことからレバレッジと呼ばれています。

このレバレッジは投資の効果を飛躍的に高める事ができ、FXが日本で行われた黎明期に200倍や400倍という大きなレバレッジが設定できたために大きな人気が集まりました。
これは、例えば10万円の実金投資を行って400倍のレバレッジを利用すれば、4000万円分の数量の通貨を取引できることになります。

レバレッジの効果によって、大きな利益を一瞬で得る事が可能となりますが、同時に為替相場のレート変動が損失方向に移動してしまった場合には、逆に一瞬で大きな損失を被ることになる結果を招き、先の例では10万円の投資に対して4000万円分の取引による損失をカバーしなくてはならず、多くの投資家が資産を失う事となりました。
こうした事により、日本の取引業者が取り扱いをするFXでは、レバレッジは最大でも25倍までという規制が、2011年から布かれることになったのです。

また、同じように外貨の為替相場のレート変動を利用した投資取引では、バイナリーオプションに対しても2013年に規制が布かれ、国内の取引業者が取り扱いをするバイナリーオプションには、それまでのバイナリーオプションと比べて大幅な制限がかかることになりました。

バイナリーオプションは、相場の動きがあらかじめ定めた条件をクリアできるかどうかという事を予測し、それが当たれば利益が出るというシンプルなルールであり、その判定時間が数分という短い時間であるために、日本でバイナリーオプションが取り扱われ始めたころには、一日で数百万円の利益や、また同じように数百万円の損失を出してしまうという事が多く起きていました。

これにより、日本のバイナリーオプションでは、一回の取引に対して最短でも二時間の判定時間を取るというような規制が布かれるようになりました。